夏場の暑熱対策としてエアコンを屋外に設置する際には、屋外設置に適したものを選定する必要があります。そこで役立つのが、屋外設置も可能となる業務用スポットクーラーです。今回は、業務用スポットクーラーが屋外で活躍する場面と、屋外設置におすすめのスポットクーラーをご紹介していきます。
スポットクーラーが屋外で活躍する場面
屋外で暑熱対策が必要となる場所の代表例が建設現場です。建設現場は、直射日光にさらされやすい、構造体が熱を帯びやすい、場所によっては熱がこもって逃げにくいなどの理由で、気温や湿度が上がりやすく、安全配慮のためにも暑熱対策が必須となっているのです。
とはいえ、通常の埋設型のエアコン等を設置するのは難しいので、スポットクーラーがよく活用されています。建設現場の休憩スペースなどにスポットクーラーを置くことで、作業員がいる場所の気温と湿度をピンポイントで下げられるので、作業員の熱中症リスクを低減するのに役立っています。
ほかには、野外イベント会場、屋外の飲食スペースも暑熱対策が必要でかつ通常のエアコンが難しい場所の代表例です。これらの場所でも、スポットクーラーを設置することで人がいる空間を快適に保ち、熱中症のリスクを大きく低減できるのです。
【屋外設置可】おすすめの業務用スポットクーラー
エアコンを屋外設置するならスポットクーラーがおすすめですが、その中でも特におすすめしたいのが株式会社大同機械が開発・製造している強力冷房「冷暖砲白サイくん」です。
冷暖砲白サイくんの特徴
屋外設置に適した「冷暖砲白サイくん」の特長は、以下3つです。
- 業界最大10馬力が生み出す大風量
- 運搬がスムーズ
- 設置工事が不要
「冷暖砲白サイくん」は業界最大10馬力の能力を持つスポットクーラーで、最大130m3/minの風を放出可能です。1m/sの風を20m先まで届けられ、1台で対応できる広さはたたみ60畳分、約200m2です。屋外設置であってもピンポイントに狙った場所を効率的に冷やせます。
さらに、室内機・室外機一体型でキャスター付なので、搬入や搬出がスムーズな構造になっています。建設現場であればロングスパンエレベータでも搬入可能です。室内機と室外機を分離して運搬することも可能です。
三相200V(30A)の電源コンセントに繋ぐだけなので、面倒な設置工事も不要になります。超強力エアコンでありながら手軽に運用できるところも大きな魅力です。
製品詳細
製品仕様の詳細は下表のとおりです。
型式
|
標準型
|
回転型
|
|
---|---|---|---|
室内機型式
|
SU-E280
|
||
室外機型式
|
DSAC-SU280
|
||
寸法(㎜)
|
室内機
|
W1690×D780×H1890
|
W1698×D784×H1890(使用時)
W1482×D784×H1890(回転時) |
室外機
|
W1230×D793×H1890
|
W1230×D793×H1890
|
|
自重(kg)
|
426(室内機:186 / 室外機240)
|
438(室内機:198 / 室外機240)
|
|
電源(V)
|
三相200( 50Hz/60Hz)
|
||
冷媒
|
R410A
|
||
定格最大能力(kW)
|
冷房
|
28.0
|
|
暖房
|
31.9
|
||
定格消費電力(kW)
|
冷房
|
8.91
|
|
暖房
|
7.3
|
||
最大運転電流(A)
|
41.7 50A漏電ブレーカー付
|
||
使用温度範囲(℃)
|
冷房
|
湿球温度:15〜23
|
|
暖房
|
乾球温度:17〜28
|
||
コンセント形状
|
30A引っ掛け |
業務用の屋外設置用スポットクーラーの選び方
屋外設置のための業務用スポットクーラーを選定する際のポイントは、以下5つです。
- 冷却性能(馬力)
- 設置・撤去のしやすさ
- 耐候性
- 導入コスト
- メンテナンス性
冷却性能(馬力)
スポットクーラーで最も重要となるのが冷却性能です。その冷却性能を表す指標の1つが馬力です。一般的には馬力が大きければ大きいほど冷却性能は高くなります。屋外設置する場合は、屋内以上にピンポイントに強力な冷風を届けられることが大事なので、冷却性能は重要なポイントになります。
設置・撤去のしやすさ
設置や撤去のしやすさも重要です。建設現場やイベント会場のような屋外設置の場合、撤去に時間をかけられないケースがほとんどだからです。設置や撤去に必要な期間も長くなると、その分だけ導入のハードルが上がってしまいます。
耐候性
屋外設置の場合は耐候性も重要です。耐候性とは、温度、湿度、太陽光、雨などの自然環境に対する耐久性のことです。屋外設置の場合、日光や多少の雨にさらされても問題のない耐候性のあるスポットクーラー選びが重要になってきます。
導入コスト
導入コストも重要な要素です。スポットクーラーは、通常のエアコンに比べると導入が手軽とはいえ、決して安いものではありません。もし、導入コストにハードルを感じるなら、レンタルを選択するのも1つの手段です。レンタルなら、必要な時期にだけ料金を払えばよいので、購入するよりもお得に利用可能です。
メンテナンス性
スポットクーラーは設置後のメンテナンスを必要とするので、メンテナンス性も重要なポイントになります。メンテナンスがラクにできると、導入した後の手間もかかりません。
屋外設置できる業務用スポットクーラーなら
屋外設置可能なエアコンをお探しのお客様には、屋外利用に最適なスポットエアコンをおすすめします。株式会社大同機械の「冷暖砲白サイくん」は屋外設置に適した仕様になっていて、屋外での利用実績も豊富です。導入コストが気になる方には、手軽に導入できるレンタルプランのご案内も可能です。屋外設置用スポットクーラーをお探しなら、株式会社大同機械までお問い合わせください。